建学の精神
校祖森わさは、「腹のできた底力のある人間」「真に社会に役立つ人間」を育てることを教育の目標とし、それを創立時の校訓「報恩感謝」「自治勤労」に要約し、己をふりかえる指針として「照顧脚下」の精神を強調しました。
本校は校祖の理念を継承するとともに、自然の恵みを忘れず、自分を見つめ、たゆまず学び、積極的に行動し、社会とともに生きる人間の育成をめざします。
校訓
- 自分を見つめ、着実に向上する。
自分の言動、服装など日常の生活全般を常に見つめ省み、一歩一歩を着実に踏みしめながら、自己の確立をめざす。
- 友人と互いに励み、ともに社会を築く。
互いの人格や能力を認め、自分を律し、社会の一員として正しい行動をする能力を磨きあう。
校章
校祖はこよなく梅花を愛し、学校を象徴する校章としました。「梅は寒風霜雪を凌ぎ、百花に魁て馥郁たる芳香を放ち、純白なる花を開く。その色は清楚にして優雅を極める。」校祖の思い、教育の精神がこの言葉に象徴されている。
現在の校章は、梅の花の伝統的な文様である「ねじり梅」の中に、KOBE GAKUINのKの文字を組み合わせたもので、「百花の魁として咲く梅の花」のように、時代をリードする人間教育をめざす本校の生命感、躍動感を表現している。
エンブレム
神戸学院大学のエンブレムのデザインをもとに作られています。神戸学院大学との一体感・連帯感を表現しています。
沿革
1912(明治45)年 | 森わさ、私立森裁縫女学校を兵庫県五宮町に創立 |
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1936(昭和11)年 | 兵庫区会下山校舎 竣工 |
1948(昭和23)年 | 学制改革により、神戸森高等学校に移行 |
1966(昭和41)年 | 神戸学院大学開学にともない、神戸学院女子高等学校に改称 |
2001(平成13)年 | 男女共学の神戸学院大学附属高等学校として発足 |
2002(平成14)年 | 創立90周年記念式典を挙行 |
2012(平成24)年 | 創立100周年記念式典を挙行 |
2016(平成28)年 | 神戸・ポートアイランドに校舎を移転 |
2017(平成29)年 | 神戸学院大学附属中学校 新設 |