- 2025.10.20
- イベント
セブ島語学研修感想 その③『現地の人々の生活・思い出』
セブ島語学研修のもう一つの目的として、現地の人々の暮らしに触れる機会があげられます。訪問先として、ゴミ山であった場所で懸命に生きる人々の暮らしぶり、墓地で生活をしている人々との触れ合い、元々住んでいた場所を離れ、別の場所で生活をしなければならない人々との出会いがありました。そこで出会った人々は、様々な困難に向き合いながらも常に前向きに生き抜いている姿に参加した生徒たちは、日本での生活と照らし合わせることで、いかに恵まれた環境で生活してきたのか向き合うことのできるかけがえのない機会となったことと思います。
生徒の感想
・スラムの人々は十分な生活をしているわけではないにもかかわらず、私たちに笑顔をたやすことなくとても楽しそうに私たちに接してくれました。
・墓地にあるスラムでは、実際にそこに住んでいる方の話を聴くことができました。そこで全員が口をそろえて言っていたことは、決して不幸ではないということです。
・スラムでは正直、最初は行きたくなかったけれど、行ってみるとちっちゃい子が積極的に手をつないでくれたり、少しお話をすることができた。子どもたちの人懐っこい所や笑顔を見ると元気になれた。
・スラムの人々から大きいショッピングモールにいた金持ちそうな人まで全員が「生きる力」を発揮できている気がしました。特に、スラム街の子どもたちは、自分で問題解決する力を持っていました。
・バスを降りた時から女の子が手をつないでくれて、とてもかわいかった。
・最初はスラムに行きたくないと思っていたけど、本当に行って良かったです。もう一回会えるなら会いたいです。みんなの笑顔のおかげで気持ちが明るくなりました。
・僕はゴミ山で生活している人々と実際に触れ合う経験を持ちました。そこでは、多くの子どもたちが笑顔で話しかけてくれ、僕と一緒に遊んでくれました。生活は決して豊かではなく、厳しい環境の中で暮らしているにもかかわらず、彼らはとても明るく前向きでした。その姿を見て、僕は物の豊かさだけが幸せではないこと、人とのつながりや心の持ち方こそが大切なのだと感じました。日本で当たり前にあるものを当たり前だと思い込んでいた自分に気づかされ、大きな衝撃を受けました。