国語
柳田 賢 先生
「見ぬ世の人を友とす」徒然草で兼好法師が近べているこの言葉が、国語を学ぶ意味を端的に表していると思います。
2,000年以上にわたる日本文学の歴史のなかで、さまざまな時代に書かれた文章を読み、今までの自分にはない価値観を知り、思索を深め、さらにはそれを自分の言葉で表現できるようになることが、国語を学ぶ楽しさだと考えています。
他者へのリスペクトとエンパシーを大切に、作品に真摯に向き合うことで、自分を振り返り、自己を省み、正確な語実を用いて、自分の考えを表現できる力を育んでほしいと思っています。